帖佐時計店

当店で扱うジュエリーの材質は、プラチナ・金・銀製品です。


プラチナ　
大変希少性（産出量は金の約1/23）があります。比重が高く、重量感もあり耐久性が高いです。
使用純度としてはPｔ１０００、Pt950、Pt９００、Pt850などの金・銀・パラジウムなどとの合金です。
プラチナは触媒作用を持つので、最近は工業用の用途が多く、地金価格も２０００年前後と比べるとかなり高騰しています。
大気中では変色しないので、エンゲージリングなどでは人気のあるプラチナです。


金　　
当店のある日置市のとなり、いちき串木野市には以前三菱の串木野金山がありました。
現在は閉山し、鹿児島県の菱刈金山での採掘が続けられています。
菱刈金山の産出量は、新潟県の佐渡金山を抜き日本一です。
純金（k24）はジュエリーとしては若干柔らかい為に、銀・銅・パラジウムなどとの合金に加工して製品化します。
金の純度（含有量）でk22、k20、k18、k16、k14、k12、k10、k9などあります。
純金（k24）の金の純度（含有量）を１００％とするとk１８では７５％が金の純度（含有量）となります。
k１４以下の純度のものは、色相や加工性・耐蝕性に支障がでます。

割り金に使う金属により様々な色相が出ます。

金＋銀⇒青割金・白割金・・・白っぽい

金＋銅⇒赤割金（レッドゴールド）
金＋ニッケル又はパラジウム⇒ホワイトゴールド（WG）



銀　　
リングの内側などの刻印で目にする925合金は、スターリング・シルバーと呼ばれ、色相・硬度において優れた性質を有します。
しかし、大気中での変色が激しいです。大気中の水分と亜硫酸ガス又は硫化水素により黒く変色します。
シルバー製のリング・ネックレスを着けたまま温泉に入浴すると、真っ黒く変色します。

当店では黒く変色したシルバー製品を元に戻す洗浄液も取り扱っています。